
バッテリー 5
角川文庫 あ42−5
| 出版社名 | 角川書店 |
|---|---|
| 出版年月 | 2006年6月 |
| ISBNコード |
978-4-04-372105-4
(4-04-372105-6) |
| 税込価格 | 572円 |
| 頁数・縦 | 251P 15cm |
| シリーズ名 | バッテリー |
商品内容
| 要旨 |
「おれは、おまえの球を捕るためにいるんだ。ずっとそうすると決めたんじゃ。何があってもそうするって…本気で決めたのに」天才スラッガー、門脇のいる横手二中との再試合に向け、動きはじめる巧と豪。バッテリーはいまだにぎこちないが、豪との関わりを通じて、巧にも変化が表れつつあって―。横手の幼なじみバッテリーを描いた、文庫だけの書き下ろし短編「THE OTHER BATTERY」収録。 |
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おすすめコメント
「本当はどういうやつなのか、まるごとの豪を知りたいのだ。それは、たぶんマウンドにいては、わからない。想いを目の前の相手に伝えたい」――。横手との練習試合以降、気まずくなってしまった巧と豪。それまでは周囲の人が何を考えているか、周囲から自分がどう見られているかは大した問題ではなかった。しかし、バッテリーを組むことを拒否されて初めて、豪が自分にとってどれだけ大切な存在だったか気付く。キャッチャーとしての豪でなく、それ以外の部分の豪を知りたいと思い始めた巧。素直になれず戸惑いながらも、周囲との距離を縮め、少しずつ成長していこうとする。