• 本

スイッチを押すとき

角川文庫 や42−4

出版社名 角川書店
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-04-379206-1
4-04-379206-9
税込価格 660円
頁数・縦 373P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 2030年、国は青少年自殺抑制プロジェクト(通称YSC)という活動を行なっていた。
    主人公の南洋平はそのYSCセンターの監視員として勤務する。
    ここでは少年少女に、自ら命を絶つ「赤いスイッチ」を持たせ、実験をしていた。
     ある時、横浜センターに移動になった洋平は、3人の少年と1人の少女に出会った。
    この4人は極限状態で軟禁されながらも”7年間もスイッチを押さない”という異例の子どもだった。
    彼らの生きたいという理由を聞き、
    洋平たちは脱出を図るが・・・!?

    この本はとても面白いので是非、読んでみてください。
    (職場体験学習研修生 第1中学校 2年A組 駒井荘汰)

    (2010年11月18日)

商品内容

要旨

青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ“赤いスイッチ”を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は“7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ちうけており―。

おすすめコメント

山田悠介が描く、最高に泣ける1冊ついに文庫化!自らの命を絶つ【スイッチ】を渡され、施設に閉じ込められている4人の子供たち。彼らを監視する南洋平は、大人をそして人間を信じられなくなり、つぎつぎと【スイッチ】を押す子供たちを見て、ある決意をするが――

著者紹介

山田 悠介 (ヤマダ ユウスケ)  
1981年生まれ。2001年のデビュー作『リアル鬼ごっこ』(文芸社/幻冬舎文庫)が若い読者に圧倒的に支持され、大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)