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手掘り司馬遼太郎

角川文庫 し3−30

出版社名 角川書店
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-04-382501-1
4-04-382501-3
税込価格 734円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

NHK歴史番組の担当者として25年間、司馬遼太郎に接してきた著者が、その時間を回想しつつ、様々な角度から作品の魅力に迫る。司馬学をより広く深く読むための恰好の案内書。

目次

司馬遼太郎、いくつかの風景―はじめに
時代小説から歴史小説へ―『梟の城』
歴史小説工場の企業秘密―『手掘り日本史』
司馬文学のユーモア―『俄』
司馬文学の骨格を定めた青春文学―『竜馬がゆく』
殺人集団の組織と群像―『燃えよ剣』と『新選組血風録』
戦国サラリーマン物語―『功名が辻』
乃木希典の肖像―『殉死』
鎌倉幕府と英雄伝説―『義経』
武士の美学に殉じた河井継之助―『峠』
彗星のごとく逝った蘭学者の生涯―『花神』
大衆が求めつづける大いなる虚像―『翔ぶが如く』
統帥権へのこだわり―『この国のかたち』
女真人来り去る―『韃靼疾風録』
日本海に消え去った明治の魂―『坂の上の雲』
江戸時代人を代表する「男」―『菜の花の沖』
われわれ日本人への遺言―『二十一世紀に生きる君たちへ』と『風塵抄』

著者紹介

北山 章之助 (キタヤマ ショウノスケ)  
昭和12年、熊本県生まれ。早稲田大学卒業後、NHKに入局。ディレクター、プロデューサーとして「日本史探訪」「歴史への招待」など多くの歴史・教養番組を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)