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憲法力 いかに政治のことばを取り戻すか

角川oneテーマ21 A−40

出版社名 角川書店
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-04-710005-3
4-04-710005-6
税込価格 817円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

「国民」である前に「有権者」たれ。「憲法力」とは「ことば」への信頼である。「憲法」を裏切り続けることで、「ことば」を裏切り続けた政治に私たちから終止符を打つ方法とは。

目次

第1部 そもそも「憲法力」とは何か(ぼくたちが回復すべき「力」とは何か
憲法を書く子供たちに学んだこと
なぜ、私たちは「日本人」「国民」である前に「公民」「有権者」でなくてはならないか)
第2部 いかに「憲法力」を身につけるか―五つのレッスン(なぜ、「前文」を書くか―有権者であるためのレッスン
「押し付け憲法」論を超えて―いかに「日本国憲法」が作られたのかを学ぶ
「美しい日本語」で書くためには―「英文」の憲法前文を「新訳」してみよう
「We」とは誰か―いかなる「主語」で書き始めるか考えよう
「憲法改正案」について考えてみよう―各論への出発)
第3部 「憲法力」とは「ことば」を信じることである(日本国憲法と二つのアメリカ
第九条は文学の問題である)

著者紹介

大塚 英志 (オオツカ エイジ)  
1958年生まれ。筑波大学人文学類卒業。日本民俗学専攻。まんが原作者。学習院女子大学非常勤講師。中高生に自分のことばで「憲法前文」を書くことを呼びかける「護憲」の方法を提唱。批評誌「新現実」を主宰し、サブカルチャーとおたく文化の視野からの評論・社会時評が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)