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知ってる古文の知らない魅力

講談社現代新書 1841

出版社名 講談社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-06-149841-9
4-06-149841-X
税込価格 924円
頁数・縦 188P 18cm

商品内容

目次

第1章 『源氏物語』―女性たちのドラマ
第2章 『平家物語』―男性たちのドラマ
第3章 『枕草子』―自然を切り取る
第4章 『おくのほそ道』―漂泊する人生
第5章 『竹取物語』―伝承を乗り越えて
第6章 『伊勢物語』―小さな恋の物語

おすすめコメント

「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて・・・」徒然草の有名な書き出し。実は兼好法師のオリジナルじゃない!?ひとつの表現が作品から作品へと旅をしていく魅力、いわば表現の連鎖の面白さを、本書ではじっくりと味わってください。

出版社・メーカーコメント

超有名古文の一節に未知なる魅力を見出す。「春はあけぼの」「祇園精舎の鐘の声」……古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句に、連なってゆくまでの流れ、そこから新たに生まれる流れを辿ってゆく。

著者紹介

鈴木 健一 (スズキ ケンイチ)  
1960年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。学習院大学文学部教授。専門は和歌を中心とした詩歌史、江戸時代の文学、古典の享受史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)