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「街的」ということ お好み焼き屋は街の学校だ

講談社現代新書 1856

出版社名 講談社
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-06-149856-3
4-06-149856-8
税込価格 792円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

目次

「街的」の意味
都会と街は違う(都会と街
情報の中にある都会
「いなかもの」と呼ばれると人は悲しい
街場のコミュニケーション
街は企画・編集されない)
街には店がある(ソウル&リージョナル・フードとしてのお好み焼き
街場の「うまい」
神戸に行列のできるラーメンがない理由
店のカテゴリー化、あるいはジャンル化
カフェ伝説序説
街のでき方 大阪・ミナミの場合
会員制と会員制的
店は極めない、を京都で知る)
メディアと街情報(データは実は伝わらない
情報誌と街の関係
街を見ること、街を書くこと)
街で大人として生きる(鮨屋の母国語
お好み焼き屋は街の学校だ
ワインのコミュニケーション不全
酒場馬鹿
常連は難しい
街の先輩)

おすすめコメント

街の雑誌(リージョナル・マガジン)『ミーツ』前編集長が綴る 京阪神街場のたのしみ。 <応援文・内田樹> お好み焼き屋は街の学校だ 街のお好み焼き屋で嫌な思いをしたことがある人は、その店でワガママを言えるようになる可能性があ る。なんだか居心地が悪くて違和感を感じた自分は、その場では不完全な存在で、つまり子どもである ことを知れば、はじめて大人という存在を感じることができる。それが街の大人への第一歩かもしれな いが、近道はない。そういうものなのである。――<本文より>

出版社・メーカーコメント

街でイタイ人とかっこいい人の違いって!?ごきげんな時間がそこにあるための店とのつきあいは、情報をキャッチして消費するだけでは生まれない。関西の街とメディアを見続けてきた著者が語りたおします。

著者紹介

江 弘毅 (コウ ヒロキ)  
1958年岸和田市生まれ。元京阪神エルマガジン社取締役編集本部長。神戸大学農学部園芸農学科卒業。神戸新聞マーケティングセンター勤務を経て、京阪神エルマガジン社に移籍。1989年『ミーツ・リージョナル』創刊、1993年より2005年まで同編集長を務める。2006年退社、編集集団(株)140Bを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)