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欲ばり過ぎるニッポンの教育

講談社現代新書 1866

出版社名 講談社
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-06-149866-2
4-06-149866-5
税込価格 880円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

「教育改革」を語る前にフィンランドの教育を解剖してみると「格差」など日本の問題点が見えてくる。

目次

第1部 東京で教育の問題点を探る(親の不安はどこから来るのか
完璧な子育てはない
日本は学校に依存することで近代社会をつくってきた)
第2部 オックスフォードで分かり合えたこと(フィンランド型の教育を日本で実践できるか
なぜ日本人は右往左往するのか
絶対評価と相対評価)

出版社・メーカーコメント

学校だけに依存しない学力向上のための論議英語の早期教育は本当に効果があるのか。詰め込み教育は間違いか。ドリル式学習の問題点など、大きく捻じ曲がった日本の教育の「幼さ」を学力向上の観点から問う

著者紹介

苅谷 剛彦 (カリヤ タケヒコ)  
1955年、東京都に生まれる。東京大学大学院教育学研究科教授。東京大学教育学部卒、米国ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D(社会学)。2000年から現職。専門は教育社会学、比較社会学。著書には『階層化日本と教育危機』(有信堂高文社・大佛次郎論壇賞奨励賞受賞)、『教育の世紀』(弘文堂・サントリー学芸賞受賞)などがある
増田 ユリヤ (マスダ ユリヤ)  
1964年、横浜市に生まれる。ジャーナリスト。国学院大学文学部史学科卒業。明治学院高等学校非常勤講師(世界史・日本史)。高校の教壇に立つかたわら、フリーのリポーター兼ディレクターとしてNHKテレビ・ラジオの番組を中心に教育問題の取材に取り組む。雑誌『環境会議』編集長などを歴任。月刊誌『海外子女教育』特集記事を定期的に担当。特にインターナショナルスクールについて詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)