書店レビュー
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何かがぽん、と後押しするんだ。殺人の。
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- (有)フジヤ書店 (北海道網走市)
お待たせしました!拝み屋・京極堂と、大胆不敵な探偵・榎木津が満を持しての登場。今回は、連続して起こる毒殺事件。探偵助手の益田と、警官の青木が、事件に迫ろうと東奔西走するも、謎は深まるばかり。登場する人物も、心に鉛を抱えた男・江藤に、混沌とした世界に生きる男・大鷹。自己を見つめることなく生きる二人に関わるのは、偽名を使い、誰なのかわからない女性達。殺したのは誰?殺されたのは誰?今、語っている言葉は、果たして誰が誰に向けて話しているのか。混乱しつつも読み進むと、少しずつ何かが見えてくる。今回榎木津は、余り活躍の場がなく寂しいところだが、ストーリーからすると仕方がない。若かりし頃の榎木津がほんの少し垣間見れたのは、ファンにとって予想外の嬉しさだろう。
(2006年10月24日)
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商品内容
要旨 |
「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると―死ぬよ」。 |
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おすすめコメント
「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると──死ぬよ」
出版社・メーカーコメント
京極堂シリーズ!