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温度から見た宇宙・物質・生命 ビッグバンから絶対零度の世界まで

ブルーバックス B−1442

出版社名 講談社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-06-257442-6
4-06-257442-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 330P 18cm

商品内容

要旨

数千年も前から使われてきた「長さ」や「時間」に対して「温度」はつい300年ほど前にようやく測定できるようになった。膨張宇宙論が証明されたのも、量子力学が確立したのも、温度の測定によるところが大きい。この現代科学に欠かすことができない尺度である「温度」を道案内役にして、物理学のみならず、気象学、生物学にいたるまで様々なふしぎな現象に迫る。

目次

第1章 三七・〇度C
第2章 尺には尺を
第3章 地球を読み解く
第4章 極限状況下の生命
第5章 太陽からのメッセージ
第6章 量子飛躍

著者紹介

セグレ,ジノ (セグレ,ジノ)   Segr`e,Gino
ペンシルベニア大学天体物理学教授。高エネルギー素粒子の理論物理学の専門家として世界的に知られている。米国立科学財団(NSF)、スローン財団、グッゲンハイム財団、エネルギー省からの受章歴がある。フィラデルフィア在住。『温度から見た宇宙・物質・生命―ビッグバンから絶対零度の世界まで』が処女作
桜井 邦朋 (サクライ クニトモ)  
1933年生まれ。京都大学理学部卒業、理学博士。京都大学工学部助教授、NASA主任研究員、メリーランド大学、神奈川大学教授、神奈川大学工学部長、学長を歴任。現在、神奈川大学名誉教授、早稲田大学理工学総合研究センター顧問研究員。専門は高エネルギー宇宙物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)