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驚異の戦争 古代の生物化学兵器

講談社文庫 め4−1

出版社名 講談社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-06-275409-5
4-06-275409-6
税込価格 806円
頁数・縦 395P 15cm

商品内容

要旨

ギリシア神話の英雄ヘラクレスが使用した恐ろしい毒矢は実在した?火炎放射器、毒矢、サソリ爆弾など、驚くべきことに古代〜中世の戦争でも「生物化学兵器」が使用されていた。その実態と悲惨さを、女性科学史家が膨大な史料と考古学的証拠から解き明かし、現代人に警鐘を鳴らす興味尽きぬ科学読み物。

目次

序章 戦争、ルール無用の場外乱闘
第1章 ヘラクレスとヒュドラ:生物兵器の発明
第2章 アレキサンダー大王と破滅の矢
第3章 毒の水、死の蒸気
第4章 バビロン神殿の疫病の玉手箱
第5章 甘美な破壊工作
第6章 動物同盟軍とサソリ爆弾
第7章 地獄の火
終章 頭がたくさんのヒュドラ

著者紹介

メイヤー,エイドリアン (メイヤー,エイドリアン)   Mayor,Adrienne
科学史および民俗学の研究家。古代の神話や伝説、史実にみられる科学的な実態を追究している。有名学術誌に数々の記事を寄稿している。サウスダコタ州出身。ミネソタ大学で軍事史、ギリシア・ローマ古典時代、初期の科学について学ぶ。現在は、夫と共にモンタナ州とカリフォルニア州の拠点を行き来する生活。カリフォルニアではスタンフォード大学古典および科学史の客員研究員を務めている
竹内 さなみ (タケウチ サナミ)  
青山学院大学文学部英米文学科卒業。翻訳・文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)