• 本

大江戸開府四百年事情

講談社文庫 い10−25

出版社名 講談社
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-06-275442-2
4-06-275442-8
税込価格 607円
頁数・縦 307P 15cm

商品内容

要旨

二六五年間―日本史上最長の単一政権を誇る江戸時代に、いかに庶民は暮らしたのか。なぜ江戸は当時の世界最大規模の都市でありえたのか。知られざる豊かな生活と文化、簡潔なる役人組織を、著者が収集した膨大な資料と図版から解説する。開府から四百年たった現代だからこそ、江戸に学ぶべきことがある。

目次

第1章 徳川幕府の政治(江戸時代はなぜ長く続いたか
権ある者は禄少なく
分散処理の行政
市民革命が起きなかった社会)
第2章 盛んになる農工商業(豊かになっていく
農工業の大発展
商業で豊かになる)
第3章 江戸の暮らし(江戸の日常食
江戸の飲食店
江戸時代の結婚
江戸時代の離婚)
第4章 江戸時代の多様性(良いことばかりはない
諸国の名産)
第5章 江戸時代は二百六十五年続いた!(江戸時代から何を学べるか
江戸時代の行政から学べること)

出版社・メーカーコメント

江戸時代に学び、いまの暮らし再生しよう。江戸幕府開府より四百年――。高速で変化する時代に学ぶべきことこそ、江戸にある。二百六十五年も続いた文化、世界に類を見ない巨大都市の謎に図解付きで迫る。

著者紹介

石川 英輔 (イシカワ エイスケ)  
1933年京都府生まれ。著書に江戸の庶民生活の知恵や合理的な暮らしぶりを紹介した『大江戸えねるぎー事情』『大江戸リサイクル事情』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)