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文珍の学問のすゝめ

講談社+α文庫 D54−2

出版社名 講談社
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-06-281048-7
4-06-281048-4
税込価格 755円
頁数・縦 280P 16cm

商品内容

要旨

昭和63年4月、関西大学文学部の非常勤講師となった西田勤先生(落語家の桂文珍)は毎週月曜日1時限目の講義を受け持ち、なんと15年間にわたり教壇に立つ。国文学史という学問の領域を超え、上方落語のおもしろさから、吉本興業のシビアさ、マスコミを騒がせたネタなどを俎上に挙げ、教室を爆笑の渦に巻き込んだ。おもしろくてためになる大学講義の一部始終。

目次

第1講 人の心だけはお金で手に入らない
第2講 追っかけ人生よ、さようなら
第3講 笑いはゆとりから生まれる
第4講 実利か権威か、大阪気質と東京気質
第5講 映画の中に青春があった
第6講 明治初期の落語事情
第7講 「すねる」は国民の敵
第8講 見えてるようで、見えてない人
第9講 国際化時代、落語は生き残れるか
第10講 何をもって人生を豊かにするか

出版社・メーカーコメント

関西大学の教室が溢れた人気講座の一部始終谷沢永一先生に誘われ関西大学国文学科の非常勤講師をつとめた文珍師匠の「おもしろくて為になる」名講義録。芸能、マスコミなど、学生に語り尽くしたいこと!

著者紹介

桂 文珍 (カツラ ブンチン)  
兵庫県に生まれる。1969年、五代目桂文枝に入門。「上方お笑い大賞」(金賞、大賞)、「花王名人大賞」(最優秀新人賞、最優秀名人賞、名人賞)などを受賞。東西を代表する落語家の一人で、古典から新作まで幅広くこなす実力派(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)