• 本

宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで

ブルーバックス B−2006

出版社名 講談社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-06-502006-7
4-06-502006-9
税込価格 1,058円
頁数・縦 280P 18cm

商品内容

要旨

現在は、宇宙が誕生した「直後」にすぎない―。今から138億年前、宇宙はビッグバンで生まれた。この「138億年」は、宇宙にとってはほんの一瞬である。宇宙は、現在までの138億年を序盤のごく一部として含み、今後少なくとも「10の100乗年」にわたる未来を有する。この遠い未来の果てに、宇宙は「終わり」を迎えるのか?宇宙の誕生から終焉までを最新科学に基づいて見渡し、人類の時間感覚とはまったく異なる、壮大な視点に立つ。

目次

第1部 過去編(不自然で奇妙なビッグバン―始まりの瞬間
広大な空間、わずかな物質―宇宙暦10分まで
残光が宇宙に満ちる―宇宙暦100万年まで
星たちの謎めいた誕生―宇宙暦10億年まで
そして「現在」へ―宇宙暦138億年まで)
第2部 未来編(銀河壮年期の終わり―宇宙暦数百億年まで
消えゆく星、残る生命―宇宙暦1兆年まで
第二の「暗黒時代」―宇宙暦100兆年まで
怪物と漂流者の宇宙―宇宙暦1垓(10)年まで
虚空へ飛び立つ素粒子―宇宙暦1正(10)年まで
ビッグウィンパーとともに―宇宙暦10年、それ以降
不確かな未来と確かなこと―残された謎と仮説)

おすすめコメント

◆「ビッグバンから138億年」は、宇宙の始まりにすぎなかった――。◆未来の果てに、宇宙は「終わり」を迎えるのか? 宇宙の歴史は138億年だ。138億年という長い歴史の到達点に、私たち人類の誕生があるのだ。……このような話を聞いたことがあるかもしれません。確かに、宇宙は今から138億年前、ビッグバンで生まれました。では、宇宙はこの先どうなっていくのでしょうか? 宇宙が滅びるのは何億年先? 何兆年先? もし、遠い未来から現在という時点を振り返ってみたら、どのような時代に見えるのでしょうか? 実は、「138億年」は、宇宙にしてみればほんの一瞬です。宇宙は、人類誕生までの138億年を序盤のごく一部として含み、この先少なくとも「10の100乗年」(10の100乗は、1の後に0が100個続く数)に及ぶ、想像を絶する未来を有しています。現在は、宇宙が誕生した「直後」です。「宇宙138億年の歴史」は、宇宙の始まりにすぎないのです。138億年が一瞬に思えるような、そんな遥か遠大な未来に、はたして宇宙は「終わり」を迎えるのでしょうか? 本書に、その答えがあります。本書は、宇宙に流れる「10の100乗年」の時間を眺め、人類の時間感覚とは全く異なる壮大な視点に立てる、知的冒険の書です。■おもな内容 第1章 不自然で奇妙なビッグバン――始まりの瞬間 第2章 広大な空間、わずかな物質――宇宙暦10分まで 第3章 残光が宇宙に満ちる――宇宙暦100万年まで 第4章 星たちの謎めいた誕生――宇宙暦10億年まで 第5章 そして「現在」へ――宇宙暦138億年まで 第6章 銀河壮年期の終わり――宇宙暦数百億年まで 第7章 消えゆく星、残る生命――宇宙暦1兆年まで 第8章 第二の「暗黒時代」――宇宙暦100兆年まで 第9章 怪物と漂流者の宇宙――宇宙暦1垓(10^20)年まで 第10章 虚空へ飛び立つ素粒子――宇宙暦1正(10^40)年まで 第11章 ビッグウィンパーとともに――宇宙暦10^100年、それ以降 終章 不確かな未来と確かなこと――残された謎と仮説 補遺 宇宙を統べる法則 年表 宇宙「10の100乗年」全史

著者紹介

吉田 伸夫 (ヨシダ ノブオ)  
1956年、三重県生まれ。東京大学理学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。科学哲学や科学史をはじめ幅広い分野で研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)