
人はなぜ憎しみを抱くのか
集英社新書 0282
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2005年2月 |
ISBNコード |
978-4-08-720282-3
(4-08-720282-8) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 221P 18cm |
商品内容
要旨 |
人間の抱く感情のなかで、もっとも激しく破壊的なのは「憎しみ」の気持ちだろう。この感情はどこから来るのか―広い視野と鋭い洞察力をもって生涯この問題と取り組んできたアルノ・グリューンは、その根源を子ども時代の親との関係に見いだす。親の愛情に全面的に依存して生きるしかない幼い子どもは、親が無意識に求める要求にたいし、本来の自分を排除してでも応えようとする。こうして失われた自分自身との関係を、誰もが一生の課題として抱えて生きている。本書は、グリューンがインタビューに答える形で、こうした根源的な人間関係に正面から光をあて、そこから現代社会の問題を、平易に解き明かす。 |
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目次 |
第1章 自分にたいする裏切り―憎しみとテロの根源 |
おすすめコメント
もやもやした憎しみを暴発させないために・・・ヨーロッパの著名な精神分析学者が語る。幼い頃の親との関係から生じた「憎しみ」という感情は、個人の生き方や現代社会にどんな影響を及ぼしているのか。インタビューに答える形で分かりやすく解き明かす!
出版社・メーカーコメント
もやもやした憎しみを暴発させないために。現代において社会問題の多くは「憎しみ」に端を発している。人間だれもが抱える憎しみの根源が、子ども時代の親との関係にあることを、世界的権威がインタビューに答える形で平易に解説する。