
ハンセン病重監房の記録
集英社新書 0339
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2006年4月 |
ISBNコード |
978-4-08-720339-4
(4-08-720339-5) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 190P 18cm |
商品内容
要旨 |
1907年に制定された「らい予防法」によって強制的に療養所に隔離・収容された日本のハンセン病患者たち。1916年法律が“改正”され、所長には患者の懲戒検束権が与えられ、反抗的とされた患者を監禁所と呼ばれる科刑の場に拘束することができた。さらに草津・栗生楽泉園には「重監房」という事実上の監獄が設けられ、正式な裁判もないまま収監された患者たちは苛烈な懲罰に苦しみ、命を落としていった。死を意味した「草津送り」に光を当て、封印されたハンセン病患者の受難史を浮き彫りにする。 |
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目次 |
第1章 無知から始まる旅 |
出版社・メーカーコメント
ハンセン病患者――封印された過酷な受難史!1907年制定の「らい予防法」により強制隔離されたハンセン病患者たち。所長には懲戒検束権が与えられ、特に草津栗生楽泉園の、「重監房」と呼ばれる監獄で行われた過酷な懲罰に光を当てる。