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映画の中で出逢う「駅」

集英社新書 0341

出版社名 集英社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-08-720341-7
4-08-720341-7
税込価格 776円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

映画の発明者、ルイ・リュミエールが作品『列車の到着』の中でフランスのラ・シオタ駅を使用して以来今日に至るまで、世界中の駅は、映画の舞台装置として重要な役割を果たしてきた。『カサブランカ』では失意の旅立ちの場として、『ハリー・ポッターと賢者の石』では新たな人生のスタート地点として…。なぜ駅のシーンは印象に残るのか。東京駅、グランド・セントラル駅など名だたる駅から北海道の増毛駅といったローカルな駅まで、日本と欧米の駅の構造的特徴や魅力を名作映画の中から紹介する。普段は通過点でしかない「駅」の知られざる顔が見えてくる。

目次

第1章 映画の誕生と駅
第2章 駅のドラマ性
第3章 舞台装置としての駅
第4章 西欧の駅と映画
第5章 アメリカの駅と映画
第6章 日本の駅と映画

おすすめコメント

旅立ち、出会い、そして別れ・・・よみがえるあの名シーン。映画の舞台となった世界の駅舎建築を訪ね、作品の中で駅が果たしてきた役割と魅力を紹介。

出版社・メーカーコメント

名作映画の陰に舞台としての名駅あり!映画の舞台装置として印象的な役割を果たしてきた駅建築。名作映画に登場する欧米そして日本の名駅を取り上げ、その構造的特徴を詳細に解説する。建築物としての駅の魅力が再発見できる一冊。

著者紹介

臼井 幸彦 (ウスイ ユキヒコ)  
1944年福岡県生まれ。京都大学工学部土木工学科卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。1970年に日本国有鉄道に入社後、1987年北海道旅客鉄道株式会社入社。現在、常務取締役開発事業本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)