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うわばみの記

集英社文庫 こ32−1

出版社名 集英社
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-08-746100-8
4-08-746100-9
税込価格 660円
頁数・縦 320P 16cm

商品内容

要旨

贅のかぎりを尽くした大宴会で、招待客の度肝を抜いた材木商。江戸市中に流入する不正な酒を取り締まるため、みずから「人間アルコール測定器」となった男。江戸一の酒豪を決定する大酒合戦で、一斗九升五合を呑みほした男。役人の目をかすめて、究極のどぶろく造りに励む男…他、江戸の世に生きる型破りな酒豪を描く八編。こよなく酒を愛する醸造学者・小泉武夫の初の時代小説集。

出版社・メーカーコメント

「食の冒険家」が綴る、江戸の痛快酒豪列伝!身代惜しまぬ稀代の宴会名人。アルコールの概念がなかった時代の利き酒師。酒呑み合戦で一斗九升五合を飲み干した男等、こよなく酒を愛した江戸の男たちを描く、痛快酒豪小説集。(解説/ねじめ正一)

著者紹介

小泉 武夫 (コイズミ タケオ)  
1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学教授。農学博士。醸造学・発酵学・食文化論を専門とし、最近は「食と民族」の研究を行っている。食の冒険家を自称し、食にまつわる著書は九十を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)