• 本

いじん幽霊

集英社文庫 た57−3 完四郎広目手控

出版社名 集英社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-08-746104-6
4-08-746104-1
税込価格 628円
頁数・縦 362P 16cm

商品内容

要旨

江戸時代の広告代理店、広目屋「藤由」の香冶完四郎がおなじみ仮名垣魯文とともに、攘夷の暗雲垂れ籠める横浜へ。万国の人間が集う開港まもないこの地で起こる、不可思議な幽霊騒動や殺人事件。日本を食い物にしたいいじんの仕業か、それとも攘夷派の企みか。それぞれの文化がぎこちなく交じり合い、思惑がからみ合って起こる難事件のトリックを、見事な推理と剣さばきで、完四郎が解き明かす。

出版社・メーカーコメント

幕末の横浜で、完四郎がトリックを解き明かす。開港間もない横浜で起こる数々の怪事件。攘夷派の仕業なのか、それともいじんの企みか。江戸の広告代理店「広目屋」、香冶完四郎の推理がますます冴える人気時代シリーズ第3弾!(解説/末國善己)

著者紹介

高橋 克彦 (タカハシ カツヒコ)  
47年岩手県生れ。83年「写楽殺人事件」で江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。87年「北斎殺人事件」で日本推理作家協会賞を、92年「緋い記憶」で直木賞を、2000年「火怨」で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)