▼第37話／ミッシング（1〜4）▼第38話／修学旅行（1〜4）▼第39話／まぼろし峠（1〜3）●主な登場人物／斑鳩悟（いかるが・さとる。どんな乗物でも完璧に操縦できるスーパーマルチドライバー。高校生ながら、国際的人材派遣会社・ASE［エース］のメンバーとして活躍する。ただし身分はアルバイト）●あらすじ／ASEの精神的支柱ともいえる百舌鳥が、突然何の連絡もなく退職した。その報告を聞いた悟やASE日本支部の面々は、一様に動揺を見せる。そんな中、ASEの実力に対抗できる組織を作ろうとするキマイラが、カザロフ部隊やマルチドライバーに迎えたロコを使って暗躍を始めた。しかもキマイラの元には、なぜか百舌鳥が仲間に加わっていて…（第37話）。●本巻の特徴／百舌鳥の寝返りで浮き足立つASE日本支部の隙を突いたカザロフ部隊と、悟・オウル・波戸との対決を描いた「ミッシング」。修学旅行で長崎を訪れた悟と級友たちが“軍艦島”へと誘拐される「修学旅行」。碓氷峠の鉄道廃線区間を、道路とレールの両用車・DMV（デュアル・モード・ビークル）で走り抜く「まぼろし峠」の全3編11話を収録。●その他の登場人物／百舌鳥創（元ASEドライバーで、斑鳩に運転技術を教えた男。突然ASEを辞め、キマイラの一員に）、清水初音（ASEのメカニック。自宅はバイクショップを経営）、クレーバー・オウル（ASEのメンバーで潜入工作の専門家。女好きの自信家だが、高所恐怖症で乗物に弱い）、ジェームズ・波戸（ASEのメンバー。大阪弁を操る日系米国人で、元ニューヨーク市警SWAT隊員）、ロコ（かつてサーメル国親衛隊長として、悟の命を狙った男。ずば抜けたバイクの腕を持つ）、キマイラ（ASEに敵愾心を抱くロシアンマフィア）