• 本

ソラニン 1

ヤングサンデーコミックス

出版社名 小学館
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-09-153321-0
4-09-153321-3
税込価格 770円
頁数・縦 204P 18cm
シリーズ名 ソラニン

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 共感してしまうやるせなさ

    この本に共感をしてしまいました。 登場人物たちの特別じゃないただ普通の日常に引き込まれました。 このもどかしさは何だろうと考えた時、一つ浮かんだことがありました。あぁ、きっとこれはモラトリアムの中にいる人たちに響くマンガなんだ、と。だったら共感しない訳がない!ただこれだけで終わらない。自分はコレを読んだらやたらギターが弾きたくなりました。そんな衝動も動かしたのです。本当、いいマンガだなって思いました。ありがとうと言いたい。

    (2007年10月7日)

出版社・メーカーコメント

▼第1話〜第14話●主な登場人物/井上芽衣子(東京での社会人2年目にして会社を辞めた23歳。秋田出身。種田と同棲中)、種田成男(デザイン事務所で働くフリーター。福岡出身。学生時代の軽音仲間と趣味でバンドを組んでいる)●あらすじ/大学を卒業して1年が過ぎ、OA機器メーカーのOL・井上芽衣子はあることを実感するようになっていた……「わたしは社会人には向いていない」。とはいえ、自分に特別な才能がないと自覚してしまった今となっては、もはや人生のレールを外れる勇気もないというのが現実。多少辛くても、頑張ってつつましく生きていくしかないのだと、彼女は今日も会社へ向かうのだったが…(第1話)。●本巻の特徴/種田の言葉に勇気を与えられ、会社を辞めた芽衣子。そして、そんな芽衣子の言葉に突き動かされ、本気でバント活動を始める種田。空虚だが熱く、悩みながらも前向きに生きようとするふたりの行方にあるものは…!?●その他の登場人物/ビリー(本名・山田二郎。種田のバンド仲間。実家が営む薬局で働く24歳)、加藤(種田のバンド仲間。大学6年生)、アイちゃん(ショップ店員。加藤と付き合っている)