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起終点駅(ターミナル)

出版社名 小学館
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-09-386318-6
4-09-386318-0
税込価格 1,620円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

出版社
商品紹介

現代人の生きにくさ、孤独を見つめ続け結実した珠玉の短編集。「かなちないもの」「海鳥の行方」「起終点駅(ターミナル)」「スクラップ・ロード」「たたかいにやぶれて咲けよ」「潮風(かぜ)の家」の全六話で構成。

出版社・メーカーコメント

生きて行きさえすれば、いいことがある。笹野真理子が函館の神父・角田吾朗から「竹原基樹の納骨式に出席してほしい」という手紙を受け取ったのは、先月のことだった。十年前、国内最大手の化粧品会社華清堂で幹部を約束されていた竹原は、突然会社を辞め、東京を引き払った。当時深い仲だった真理子には、何の説明もなかった。竹原は、自分が亡くなったあとのために戸籍謄本を、三ヶ月ごとに取り直しながら暮らしていたという――(「かたちないもの」)。道報新聞釧路支社の新人記者・山岸里和は、釧路西港の防波堤で石崎という男と知り合う。石崎は六十歳の一人暮らし、現在失業中だという。「西港防波堤で釣り人転落死」の一報が入ったのは、九月初めのことだった。亡くなったのは和田博嗣、六十歳。住んでいたアパートのちゃぶ台には、里和の名刺が置かれていた――(海鳥の行方」)。雑誌「STORY BOX」掲載した全六話で構成予定です。

著者紹介

桜木 紫乃 (サクラギ シノ)  
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。07年、初の単行本『氷平線』が新聞書評等で絶賛される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)