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かび

小学館文庫 や2−4

出版社名 小学館
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-09-408088-9
4-09-408088-0
税込価格 723円
頁数・縦 442P 16cm

商品内容

要旨

幼稚園の送り迎えでの些細なトラブル、ねちっこく繰り返される姑のいやみ、ウェイトレスの尊大な態度…。日日の怒りを呑み込んで、波風を立てずに生きてきた主婦・友希江。しかし勤務中に脳梗塞で倒れた夫を退職に追い込もうとする会社のやり口に、ついにキレた!主婦一人、地元の大企業相手に、手段を選ばぬ報復を開始!誰にでもある日常の不満から、嫌がらせの応酬や不法侵入などなど、しつこくえげつない闘争へと突入していく様は、あまりにリアル。人間誰しもが孕む狂気を、緻密に描き出す「巻き込まれ型小説」の傑作、ついに文庫化。

おすすめコメント

平凡な主婦がたった一人で大企業との全面戦争に挑む!もう我慢しない!横溝正史賞作家の会心作。

出版社・メーカーコメント

幼稚園の送り迎えでの些細なトラブル、ねちっこく繰り返される姑のいやみ、ウェイトレスの尊大な態度……日々の怒りを呑み込んで、波風を立てずに生きてきた主婦・友希江。しかし勤務中に脳梗塞で倒れた夫を退職に追い込もうとする会社のやり口に、ついにキレた! 主婦一人、地元の大企業相手に、手段を選ばぬ報復を開始! 誰にでもある日常の不満から、闘争へと突入していく主婦の狂気を描き出す「巻き込まれ型小説」の傑作、ついに文庫化!

著者紹介

山本 甲士 (ヤマモト コウシ)  
1963年生まれ。96年『ノーペイン、ノーゲイン』で第16回横溝正史賞優秀作を受賞しデビュー。本格サスペンスをはじめ、幅広い作品を手がけ『どろ』『かび』(小学館文庫)『とげ』(小学館)の三部作で「巻き込まれ型小説」の境地を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)