
死日記
小学館文庫 か5−1
| 出版社名 | 小学館 |
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| 出版年月 | 2006年7月 |
| ISBNコード |
978-4-09-408093-3
(4-09-408093-7) |
| 税込価格 | 607円 |
| 頁数・縦 | 276P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
田口潤は、14歳の中学生。3年への進級を機に、日記をつけ始めた。毎日彼が記すのは、実の父親の死後、母親の新しい恋人になった加瀬という男と3人での同居生活。仕事をせず、次第に母親に暴力をふるうようになった加瀬と、恋人に盲目的に尽くす母親。理解できない彼らの関係に怒りを覚えつつも、ただ母親の幸せを願う潤だったが、やがて彼は不吉な事件に巻き込まれていく―。事件を追う刑事が、少年が綴った日記から明らかにしていく衝撃の真実とは?家庭に潜む暗闇を抉り出した、桂望実渾身のデビュー作。 |
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出版社・メーカーコメント
14歳の少年に忍び寄る死の影。ごく普通の中学生である彼は、なぜ事件に巻き込まれたのか? 事件の真相を追う刑事と少年の母親との会話から、そして少年が淡々と綴った日記の中から浮かび上がる真実とは――? 「家庭」の中に潜む暗い闇に、健気に立ち向かう少年の姿が胸を打つ。25万部突破のベストセラー「県庁の星」の桂望実、衝撃のデビュー作!