書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
この小説、「うまいことおびただしい」。
-
おすすめ度
- すぐじ書店 (長野県長野市)
ご存じ、剣客商売、鬼平犯科帳の池波正太郎大先生の食のエッセイ。上梓から30年経っても全く色褪せることなく食欲を刺激してくれます。発売から年月が経っているので既に営業していなかったりする店もあり(うちの近所のそば屋は営業していません)、グルメガイド本として利用することはお薦めしませんが、日本人が古来よりDNAに刻んであるうまい味の共通項みたいな神経をびんびんに刺激され、読むだけで腹が空いてきます。この小説、「うまいことおびただしい」。
(2011年4月25日)
-
おすすめ度
-



おすすめコメント
鮨をにぎるあるじの眼の輝き、どんどん焼屋に弟子入りしようとした少年時代の想い出など、食べ物に託して人生観を語るエッセイ。