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天狗の落し文

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-10-117146-3
4-10-117146-7
税込価格 524円
頁数・縦 288P 16cm

商品内容

要旨

抱腹絶倒のショートショートから、脳天直撃の言語遊戯まで、断筆宣言時代をはさんで10年にわたって著者のもとに降ってきたヒラメキ全356篇。あふれかえったアイデアは天才作家の本領全開。ネタを自由にふくらませて、純文学、エンターテインメント、SF、シナリオなど発展可能性は無限大。絢爛豪華なネタの玉手箱にして、文学史上初、「全作、盗作自由」の使用権フリー短編集。

著者紹介

筒井 康隆 (ツツイ ヤスタカ)  
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。’60年、弟3人とSF同人誌『NULL』を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が『宝石』に転載される。’65年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。’81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、’87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、’89(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、’92年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。’97年、パゾリーニ賞受賞。’96年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)