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海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年 5

新潮文庫 し−12−36

出版社名 新潮社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-10-118136-3
4-10-118136-5
税込価格 572円
頁数・縦 251P 16cm
シリーズ名 海の都の物語

商品内容

要旨

十五世紀末、ポルトガルがインドへの新航路を発見という、中世の一大ニュースがヨーロッパ中を駆け巡る。トルコ帝国との攻防も続く中、スペインに代表される君主制国家も台頭。ヴェネツィアは統治能力の向上による対抗を図るも、「持たぬ者の悲哀」を味わうことになる。地中海から大西洋へ。海洋都市国家から領土型封建国家へ。新時代の幕開けはすぐそこまで迫っていた。

目次

第10話 大航海時代の挑戦(胡椒ショック
航海者たち
危機
巻き返し
通商と産業と ほか)
第11話 二大帝国の谷間で(都市国家から領土国家へ
統治能力の向上を期して
ヴェネツィアの光と影
元首グリッティ
その息子 ほか)

おすすめコメント

「地中海の女王」は試練の時を迎える。大航海時代の到来がヴェネツィア共和国の運命を変えた。「ローマ人の物語」に並ぶ代表作。十五世紀末、ポルトガルがインドへの新航路を発見という、中世の一大ニュースがヨーロッパ中を駆け巡る。トルコ帝国との攻防も続く中、スペインに代表される君主制国家も台頭。ヴェネツィアは統治能力の向上による対抗を図るも、「持たぬ者の悲哀」を味わうことになる。地中海から大西洋へ。海洋都市国家から領土型封建国家へ。新時代の幕開けはすぐそこまで迫っていた。