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巨大銀行沈没 みずほ危機の検証

新潮文庫 す−22−1

出版社名 新潮社
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-10-128351-7
4-10-128351-6
税込価格 649円
頁数・縦 411P 16cm

商品内容

要旨

日本を代表する3行の合併で華々しく誕生した巨大銀行・みずほは、しかし、開業直後のシステムトラブルを皮切りに、史上最大の巨額赤字や不良債権問題で、国有化寸前の窮状に追い込まれる。しかも、対等合併の裏側で足の引っ張り合いも繰り広げられ、政治家は思惑で銀行の命運を左右しようとする。メガバンクの危機を追求し、銀行なるものの実態に迫る、迫真のノンフィクション。

目次

序章 沈みっぱなしの“巨艦”
第1章 内紛の果てに指名された男
第2章 システム障害騒動
第3章 著しかった名門・富士銀行の凋落
第4章 一勧を襲った危機と興銀の斜陽
第5章 検証・不良債権問題
第6章 みずほ二〇〇二年三月期決算をめぐる“疑惑”
第7章 三本の矢が折れる時

著者紹介

須田 慎一郎 (スダ シンイチロウ)  
1961(昭和36)年、東京生れ。日本大学卒。経済誌記者を経て、フリージャーナリストとなる。銀行業界をはじめとする金融界、日本銀行、金融庁、財務省、東京地検等に豊富な人脈を持ち、金融ウォッチャーとしての実力には定評がある。週刊誌、経済誌、夕刊紙への執筆の他、テレビ朝日「サンデープロジェクト」等テレビでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)