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悪人正機

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-10-128922-9
4-10-128922-0
税込価格 605円
頁数・縦 340P 16cm

商品内容

要旨

例えば、「生きる」ってなんだ?という問いにいわく「泥棒して食ったっていいんだぜ」―。ほかにも「働くのがいいなんてウソだよ」「円満な家庭なんてねえんだよ」「有名になるっておっかないことだ」…。糸井重里が、吉本隆明から引き出すコトバの数々。驚きに充ちた逆説的人生論だ。「今、中学と大学が危ない」と考える吉本さんが、若者から大人まで元気づけてくれる一冊である。

目次

「生きる」ってなんだ?
「友だち」ってなんだ?
「挫折」ってなんだ?
「殺意」ってなんだ?
「仕事」ってなんだ?
「物書き」ってなんだ?
「理想の上司」ってなんだ?
「正義」ってなんだ?
「国際化」ってなんだ?
「宗教」ってなんだ?〔ほか〕

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
1924(大正13)年、東京・月島生れ。2003(平成15)年、『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。文学、社会、政治からテレビ、料理、ネコの世話まであらゆる事象を扱う「思想界の巨人」
糸井 重里 (イトイ シゲサト)  
1948(昭和23)年、群馬県生れ。’80年代に「不思議、大好き」「おいしい生活」などの名コピーで一世を風靡。その一方で’98(平成10)年にホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)