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子どもが育つみちすじ

新潮文庫 は−41−1

出版社名 新潮社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-10-129651-7
4-10-129651-0
税込価格 440円
頁数・縦 247P 16cm

商品内容

要旨

乳児期のふれあいから思春期の性の目覚めまで、子どもの精神発達には一定のみちすじがある。親はそれを知り、自然な愛情とさわやかな英知をもって、幼い心を導いてほしい。児童・思春期の精神科臨床の場から、子どもの変化をつぶさに見続けてきた著者が、親子の危機とその処方箋を、医師として、母としてやさしく示す。長く悩める親子の道しるべとなった子育ての教科書が、大幅な改訂を経て文庫化。

目次

第1章 こころの土台―幼少期の重要性(人間信頼の基礎づくり
子どもの心をこわさぬために ほか)
第2章 子どもが育つみちすじ(精神発達のみちすじ
さまざまな危機とその意味)
第3章 親と子の旅(旅立つ前に
親と子の絆を結ぶとき―乳児期 ほか)
第4章 生きる力の火種のとうとさ―私のメッセージ(思春期の若者に出会って感じること―「生きる力」の火種の弱さ
「生きる力」を構成するもの―それは「自立力」と「共存力」 ほか)
第5章 生きることと育むこと―私の「ひとこと」エッセイ(小さな傷
有り難き人 ほか)

著者紹介

服部 祥子 (ハットリ サチコ)  
1940(昭和15)年生れ。岡山大学医学部卒業。専攻は精神医学。現在は大阪人間科学大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)