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リオ

新潮文庫 こ−42−1 警視庁強行犯係・樋口顕

出版社名 新潮社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-10-132151-6
4-10-132151-5
税込価格 880円
頁数・縦 436P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 渋い男の話

    派手ではなく、自らの能力に対して自信のない男が主人公だが、警察小説として非常に読み応えのある作品です。

    (2013年4月15日)

商品内容

要旨

「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。

著者紹介

今野 敏 (コンノ ビン)  
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を受賞。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけるが、警察小説の書き手としての評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)