• 本

無辺世界

新潮文庫 き−19−4

出版社名 新潮社
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-10-143424-7
4-10-143424-7
税込価格 524円
頁数・縦 269P 16cm

商品内容

要旨

私が愛するだれかが、私を愛するだれかが、私を見失わないような、みようと思えばいつでも、すぐにみつけられるような場所に、私は常に立っていようと思う。私にとって最も大切なことは、あの、同じ悲しみでありよろこびを、みとめあえる人々の存在を確信することである。―詩、物語、掌編小説、イラスト…銀色夏生の彩りゆたかな初期作品集。書下ろし作品と、近況Q&Aも収録。

目次

「チンゲンサイの丘」
「鳥の声」
「皿の上のクリ」
「オムライスのひとりごと」
「バラの使者」
「果物たちの言い合い」
「椰子の実の告白」
「バウムクーヘン革命」
「犬が追いかけてくる」
「割った竹たち」
「割れたちゃわん」
「ふくらはぎが光った子」
「おはじき村長」
「こんぺい島」
想像カフェ「夕日カフェ」
「木の間の葉っぱカフェ」
「川の石カフェ」

著者紹介

銀色 夏生 (ギンイロ ナツオ)  
1985(昭和60)年、はじめての詩画集『黄昏国』(河出書房新社)を刊行。詩集、エッセイなど、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)