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プーチン

新潮新書 054

出版社名 新潮社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-10-610054-3
4-10-610054-1
税込価格 748円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

自ら大統領になったのではなく、大統領に仕立てられたプーチン。強烈なカリスマ性はないものの、KGB出身の内務官僚にふさわしい「国家主義者」と「改革主義者」の二つの顔を活かして、国内はもとより国際社会で大きな存在感を誇る。ソ連崩壊からエリツィン退任までの十年と、プーチンの個人史、寡占資本家ら「新ロシア人」の姿を通して、七十四年間の「鎖国」を経たロシアの未来を占う。

目次

序章 強面の妖精
第1章 プーチンのロシア
第2章 スパイにあこがれた少年
第3章 プーチンを準備した十年
第4章 柔らかな独裁
第5章 山分け資本主義―十年の経済
第6章 なんとなくの対米協調
終章 スーパーパワーから帝政ロシアへ

著者紹介

池田 元博 (イケダ モトヒロ)  
1959(昭和34)年東京生まれ。日本経済新聞記者。東京外国語大学外国語学部ロシア語科卒。東京本社産業部、証券部などを経て90年から93年、97年から2002年までモスクワ支局勤務。ソ連崩壊プロセスや98年の金融危機、政権交代などを現場で取材した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)