• 本

ヒンドゥー教 インドの聖と俗

中公新書 1707

出版社名 中央公論新社
出版年月 2003年7月
ISBNコード 978-4-12-101707-9
4-12-101707-2
税込価格 1,078円
頁数・縦 400P 18cm

商品内容

要旨

弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四大宗教の一つでありながら、特定の開祖もなく、核となる聖典もない、いわばとらえどころのない宗教の世界観を日常の風景から丹念に追うことによって、インド社会の構造から、ガンディーの「非暴力」の行動原理までも考察する。

目次

プロローグ ヒンドゥー教と日本人
第1章 ヒンドゥー教とはどんな宗教か
第2章 ヒンドゥー教はいつ始まり、どのように発展したか
第3章 ヒンドゥー教の支持基盤―カースト制度
第4章 ヒンドゥー教のエートス
第5章 ヒンドゥーの人生と生き方
第6章 解脱に向かって
エピローグ シュリー・ラーマクリシュナの生涯と福音

著者紹介

森本 達雄 (モリモト タツオ)  
1928年(昭和3年)和歌山市に生まれる。51年、同志社大学神学部卒業。インド国立ヴィシュヴァ・バーラティー大学準教授、名城大学教授を経て、現在は名城大学名誉教授。近代インド思想・文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)