
華族 近代日本貴族の虚像と実像
中公新書 1836
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2006年3月 |
ISBNコード |
978-4-12-101836-6
(4-12-101836-2) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 365P 18cm |
商品内容
要旨 |
明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。「皇族の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「恵まれた」階級のはずだった。日清・日露戦争後、膨大な軍人や財界人を組み込み拡大を続けたが、多様な出自ゆえ基盤は脆く、敗戦とともに消滅する。本書は、七八年間に一〇一一家存在したその実像を明らかにする。巻末に詳細な「華族一覧」付。 |
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目次 |
序章 イメージとしての華族―鹿鳴館を彩った人びと |