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ネット王子とケータイ姫 悲劇を防ぐための知恵

中公新書ラクレ 155

出版社名 中央公論新社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-12-150155-4
4-12-150155-1
税込価格 770円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

少年犯罪が起こるたび、ネットやケータイが悪玉にされる。だが、今やそれらの機器が子どもにとって「唯一の居場所」であり、「自己の鏡」とさえなっている。大人はどう接するべきか。

目次

1章 あまりにもアナログな、デジタル機器(佐世保事件の衝撃―犯人はネットとカッターナイフ?
小六少女監禁事件―ケータイが子どもを悪に巻き込む? ほか)
2章 学者とメディアを疑え!(ジャーナリズムの目―新聞、雑誌、テレビは右往左往
学者の目―研究者の実情は“言ったもん勝ち” ほか)
3章 電脳世界の恐るべき子どもたち(中二「菜摘」のほんとうの生活
小六「かすみ」の生活 ほか)
4章 学校が教えられないネット世界(増加するトラブル
フィルタリングソフトの現状 ほか)
提言 王子と姫を護るヒント(ジャーナリスト・森健の提言
精神科医・香山リカの提言)

おすすめコメント

佐世保事件に不安を感じる大人へ贈る「与え方」の秘訣。付録カード付き。

著者紹介

香山 リカ (カヤマ リカ)  
精神科医。1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。現在帝塚山学院大学教授。臨床経験を活かし、新聞・雑誌・テレビで時評活動を展開
森 健 (モリ ケン)  
フリー・ジャーナリスト。1968年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。『クォーク』『VIEWS』等の記者を経てフリー。生命科学、ITから政治経済まで広範に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)