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夏への扉 新装版

ハヤカワ文庫 SF 1742

出版社名 早川書房
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-15-011742-9
4-15-011742-X
税込価格 799円
頁数・縦 383P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 決して色褪せることのない不朽の名作

    2009年に発売された新訳版は非常に読みやすい。それに対して本書は執筆及び翻訳から50年以上が経過しており言い回しは古いし海外小説特有の日本語のリズムの悪さがある。(慣れれば問題ありませんが…)気になる点が多々あるにもかかわらず読む者を惹きつけ心を掴んで離しません。初読のインパクトが大きすぎた為か日本語訳に魔法が掛かっているのか私としてはこの古臭い本書の方がいいです。ストーリーは明快で一本線、そして考えうる中で最高のエンディング。猫はそれほど好きではありませんが、猫と言えば「夏への扉」、「夏への扉」といえば猫(ピート)。そのくらい彼の存在感は強烈。出逢って10数年経ちますがそのときから私の中の海外SFオールタイムベストであり続ける特別な作品。

    (2010年9月30日)

商品内容

要旨

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍てついていたのだ。そんな時、「冷凍睡眠保険」のネオンサインにひきよせられて…永遠の名作。

著者紹介

福島 正実 (フクシマ マサミ)  
1929年生、1976年没、作家、評論家、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)