
その日のまえに
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2005年8月 |
ISBNコード |
978-4-16-324210-1
(4-16-324210-4) |
税込価格 | 1,572円 |
頁数・縦 | 292P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
重松さんは文章が上手いと改めておもった。流れるような文章で自然体、かつ踊らないところが、本作のような生と死をテーマにした作品において見事にグッドマッチしている。人生半ばで死を宣告された人々は必死に生き延びようとするよりも、自分の過去を振り返り、静かに自己を見つめようとする姿が明るく、描かれており、不思議と悲しさは後を引かない。むしろ、後に残された者たちの前向きな姿がかえってなみだを誘う。魅力の七短編である。
(2005年9月7日)
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商品内容
要旨 |
昨日までの暮らしが、明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る、愛するひとの死―。生と死と、幸せの意味を見つめる最新連作短編集。 |
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おすすめコメント
TBS系列「王様のブランチ」で大絶賛!昨日までの暮らしが、明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る、愛するひとの死―。男女が出会い、夫婦になり、家族をつくって、幸せな一生なのか。消えゆく命の前で、妻を静かに送る父と子。生と死、幸せの意味を見つめる最新連作短編集。神さまは意地悪だから、大切なひとを遠くへ連れ去ってしまう・・・。