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アメリカに「NO」と言える国

文春新書 491

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-16-660491-3
4-16-660491-0
税込価格 814円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

仏在住の比較文化史家が宗教的背景も含め、「欧」と「米英」の違いを解説。アメリカ“グローバリズム”に「NO」と言った唯一の国の政治姿勢を、ユニヴァーサリズムの視点から分析する。

目次

第1章 アメリカとフランス―2003年イラク開戦前夜
第2章 善悪二元論とキリスト教
第3章 コミュノタリスムとユニヴァーサリズム
第4章 ユニヴァーサリズムの危機
第5章 犬の「連邦」と猫の「連合」
第6章 大きな物語の創造へ
終章 猫への質問―まとめにかえて

おすすめコメント

アメリカに「NO」と言った唯一の国、フランスの政治姿勢を分析。米追随でも、ナショナリズムでもない日本のとるべき第三の道を探る。

著者紹介

竹下 節子 (タケシタ セツコ)  
1976年、東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を学ぶ。比較文化史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)