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家族力

文春文庫 や29−5

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年9月
ISBNコード 978-4-16-767005-4
4-16-767005-4
税込価格 503円
頁数・縦 212P 16cm

商品内容

要旨

「両親。兄弟姉妹。連れ合いと、その身内。そしてわが子。これらのひとが、難局に際して力を分散させず、ひとつに結集すれば…」三度の結婚、二億円の負債、作家を夢見ての貧乏暮らしを支えてくれたのは、いつも「家族」だった。人気時代小説家が語る告白的家族論。人と人のつながり、あたたかさが感じられるエッセイ集。

目次

1 家族の力(家族力)
2 家族の絆(三度目の所帯に嘘はなし
家族四人五万円で暮らすには
スキヤキ番はせわしないが
青いインクの宝もの
私のプロジェクト直木賞
「長幼の序」の遵守)
3 明日はあなたの味方(狛犬が導いた海辺大工町
町は生きている
ときめきの赤い缶
明日はあなたの味方)
4 家族の愛 もうひとつの『あかね空』(子犬と「縁起かつぎ」
終の住処
抜け落ちた記憶
真夜中のやすらぎ
ふるさとはありがたい
もうひとつの『あかね空』)

著者紹介

山本 一力 (ヤマモト イチリキ)  
昭和23(1948)年、高知県に生まれる。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、平成9(1997)年、「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。平成14(2002)年、「あかね空」で第126回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)