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三人噺 志ん生・馬生・志ん朝

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-16-767966-8
4-16-767966-3
税込価格 556円
頁数・縦 205P 16cm

商品内容

要旨

道楽三昧でも芸には真摯で毎日の稽古を欠かさなかった父・志ん生。仕立物や内職で家計を支え、夫を立て続けた優しい母・りん。なめくじ長屋の極貧時代に生まれ、父の満州行の頃は楽屋でいびられまくった弟・馬生。七光りと言われないために蔭で人の何倍も努力した弟・志ん朝。名人一家の長女が語る家族の素顔、泣き笑い人情噺。

目次

第1章 泣き笑い一家の幾年月(なめくじ長屋
おめざ
貧乏
チョコレート
うさぎやのどらやき
内職
宿題帳
戦争中
女の鑑
父と娘)
第2章 父・志ん生、弟・馬生、志ん朝(役立たず
漬物嫌いの納豆好き
天衣無縫
怖がり
負けず嫌い
弘法筆を択ばず
蝶よ花よと育て上げ
モダンボーイ
虫の知らせ
うなぎ断ち)
第3章 三人噺(稽古熱心
三人噺
艶聞
お酒
最期の話)

著者紹介

美濃部 美津子 (ミノベ ミツコ)  
1924年1月12日、東京生まれ。古今亭志ん生の長女。弟は十代目金原亭馬生、古今亭志ん朝。ニッポン放送勤務中は専属噺家であった志ん生の録音テープの編集も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)