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もうひとつの日本は可能だ

文春文庫 う13−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-16-771717-9
4-16-771717-4
税込価格 597円
頁数・縦 250P 16cm

商品内容

要旨

アメリカ追随、格差拡大、跋扈する市場原理主義。国民の支持のもとで推し進められてきた“構造改革”の結果、現出した日本の形。しかし、これが本当に私たちが望んだ日本なのか?マネーではなく、人間を主人公とする“もうひとつの日本”を、今こそ追求すべきだ。常に時代を見通してきた著者の、警告と希望の書。

目次

1章 私たちはどこにいるのか(「人間力」の衰退)
2章 幻だった「約束の大地」(「現実」無縁の政治
「一喜一憂資本主義」を超えて)
3章 強さのなかの弱さ(揺らぐアメリカ社会
グローバリズムへの抵抗 ほか)
4章 新たな発展モデル(人間復興の社会
資源自立の道が日本を、地球を救う)

著者紹介

内橋 克人 (ウチハシ カツト)  
1932年神戸市に生まれる。時流に惑わされず本質を見抜き、冷静な分析と勇気ある発言を続けてきた。『破綻か再生か』(94年)、『共生の大地』(95年)などでいちはやく市場原理主義への対抗思潮を展開し、『規制緩和という悪夢』(95年、共著)では規制緩和万能論を徹底的な取材で突き崩した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)