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美は傷 混血の娼婦デウィ・アユ一族の悲劇 下巻

新風舎文庫 え117

出版社名 新風舎
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-289-50227-1
4-289-50227-X
税込価格 933円
頁数・縦 414P 15cm
シリーズ名 美は傷

商品内容

要旨

美しいが風変わりな考え方をする、デウィ・アユの父親の違う四人の娘のうち、アラマンダ、アディンダ、マヤ・デウィはいずれもきわめて美しかったが、それゆえに悲劇的な運命を歩むことになる。娘たちの夫となった男たちは、みな悲惨な最期を迎え、デウィ・アユの三人の孫が築いていた親密な関係は、やがて恐ろしい殺人事件へと発展する。美貌ゆえの苦しみからは無縁だった世にも醜い末娘チャンティックすらも、謎の“王子様”との子を宿す―。多彩な登場人物、歴史的事件を取り込んだエピソードが織り成す、濃密なマジック・リアリズムの物語がついに完結。

著者紹介

エカ・クルニアワン (エカクルニアワン)   Eka Kurniawan
1975年西ジャワ州タシクマラヤ生まれ。ガジャマダ大学卒業。インドネシアで注目される新進若手作家。『美は傷―混血の娼婦デウィ・アユ一族の悲劇』が長編小説処女作にあたる
太田 りべか (オオタ リベカ)  
1964年兵庫県生まれ。インドネシア在住。甲南大学大学院修士課程にて日本文学専攻。会社員生活を経て1995年インドネシアへ渡る。ボランティアで日本語を教える傍ら、インドネシアの文学作品の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)