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武士の道 書下ろし長篇時代小説 百姓侍人情剣

広済堂文庫 か−15−4 特選時代小説

出版社名 廣済堂出版
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-331-61252-1
4-331-61252-X
税込価格 660円
頁数・縦 302P 16cm

商品内容

要旨

北町奉行所定町廻り同心・神岡茂平。侍身分として、ようやく地に足が着きだしたが、武家のしきたり、家格や体面を疎ましく感じていた。そんな思いを払拭するべく、茂平は、むかし世話になった香具師の元締・飯岡長兵衛一家を訪ねようと出かけた。途中、両国橋から身を投げようとする娘に出逢った。百人斬りとも噂され、一廉の剣の腕を持つ茂平も、身投げを止めるよう説得するのは、初めての経験だった。結果、川へ飛び込み、溺れる娘を扶けた茂平だったが、娘はとんでもない事情を抱えていた。さらには、飯岡一家も巻き込んだ騒動へと発展してゆく…。書下ろし長篇人情時代小説。

著者紹介

笠岡 治次 (カサオカ ハルジ)  
愛知県生まれ。大学卒業後、歴史関連の編集者を続けながら、時代漫画、映像作品のシナリオ、演劇脚本などを執筆。架空戦記で作家デビューを飾り、以後の作品は、ミステリー、ホラーと幅広く書き分け、長篇時代小説『百姓侍人情剣』『見習い同心』『十手乱れ花』(小社刊)を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)