
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す
光文社新書 166
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2004年9月 |
ISBNコード |
978-4-334-03266-1
(4-334-03266-4) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
行き場を失ったエネルギーが男も女も不幸にする?女性のからだについて、思春期、月経、性、出産という、もっとも本質的なことについて再考する。 |
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目次 |
はじめに オニババ化とは何か |
おすすめコメント
「とにかく抱腹絶倒の目ウロコ本である」(神戸女学院大学教授 内田樹)大反響の声続々のベストセラー!
内容抜粋
本書「扉ページ」より
多くの女性は今、あまり意識していないと思いますが、女として生まれてきたのですから、女としての性を生きたい、という、からだの意思があります。その意思を無視していると、あちこちに弊害が出てくるのではないでしょうか。女性のからだの持つエネルギーを過小評価しないほうがよいと思います。女性は子どもを産み、次の世代を継いでいく力を持った存在で、生物としてはそれを目的に生まれてきているわけですから、その力を使わずにいると、多くのエネルギーが行き場を失ってしまうことでしょう。また、たとえ性経験や出産経験が豊富にあっても、それが本当にからだに向き合うような経験になっていないと、そのようなエネルギーは本当に満たされたとは言えないのです。 女性のからだについて、思春期、月経、性、出産という、もっとも本質的なことについて、再考してみたいと思います。