
月の扉 長編推理小説
光文社文庫 い35−2
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2006年4月 |
ISBNコード |
978-4-334-74045-0
(4-334-74045-6) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 350P 16cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
非常によく売れた作品である。2005年に刊行された『扉は閉ざされたまま』のヒットで、著者の名前を胸に刻みつけた読者も大勢いることだろう。本書もそうだが、航空機の機内という閉鎖空間での謎解きが、著者の作品の特徴であるが、そればかりではない。密室で交わされる謎解きの会話のやりとりが、まるでパズルを解くように理詰めであって、犯人探しの面白さを存分に味わうことができる。毎回探偵役がたまたま現場に居合わせた普通の人、という設定であるのも著者の作風の一つ。多くのミステリ作家がいる中で、今後読書選択肢の候補となることが予想される作家の一人であろう。 (のり)
(2008年5月18日)
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商品内容
要旨 |
沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変―。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。各種ランキングで上位を占めた超話題作が、ついに文庫化。 |
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