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殺意の風景

光文社文庫 み23−1

出版社名 光文社
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-334-74063-4
4-334-74063-4
税込価格 524円
頁数・縦 250P 16cm

商品内容

要旨

私の彼は毎日一人で樹海へ入っていく。植物採集のため?木に結びつけられたリボンを頼りにあとを追ってみるけれど、彼の姿は見えない。私はリボンをひとつひとつ…。(樹海の巻)日本全国18カ所―大自然の中の特異な景観を舞台に、人間の心の奥底に潜む本能的な怯え、戦慄を描いたスリリングな旅のミステリー。著者唯一の連作小説集。泉鏡花賞受賞作。

著者紹介

宮脇 俊三 (ミヤワキ シュンゾウ)  
1926年、埼玉県生まれ。’51年、中央公論社に入社。「中央公論」「婦人公論」等の編集長を経たのち、’78年退社。その後まもなく『時刻表2万キロ』を刊行。同書で日本ノンフィクション賞を受賞。反響は大きく、出世作となる。『殺意の風景』で、泉鏡花賞を受賞。’03年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)