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琥珀枕

光文社文庫 も13−2

出版社名 光文社
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-334-74155-6
4-334-74155-X
税込価格 565円
頁数・縦 284P 16cm

商品内容

要旨

昔々、中国は東海郡藍陵県。県令の子息、十二歳の趙昭之は、徐庚先生の下で勉学に勤しんでいた。この先生、実はすっぽんの化身。その故か教育の術も独特、丘に登り市井の人事を観察させ世間を学ばせるというものだった。今日も二人が下界を覗き見ると…。不死の仙薬、人肉食、人面瘡。種々の怪異に、人々の欲が絡み事件は起きる。怪奇幻想ミステリー連作七編。

著者紹介

森福 都 (モリフク ミヤコ)  
1963年、山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。’96年『薔薇の妙薬』で第2回ホワイトハート大賞優秀賞、『長安牡丹花異聞』で第3回松本清張賞を受賞。卓越した発想力と独特のユーモア感覚が持ち味。中国時代ミステリーから現代推理小説まで幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)