書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
起業に成功するのは1500人に1人……
-
おすすめ度
- 都城金海堂 (宮崎県都城市)
この本は起業の裏舞台について、著者の経験も交えながら詳しく書かれています。 起業はブームになりつつあるし、自分の力でお店を動かせると自信がつくし、試 してみたいという夢を持つのはいいことです。 でも、自分がもし人に頼りやすい性格だとか、人と同じことをしていた方が安心 だというのなら、独立するのはちょっと考えた方がいいのかもしれませんね。 後半は、起業、独立する素人たちを狙った、犯罪まがいの怖い手口なども紹介さ れていました。 著者は「起業をやめなさい」と言っているのではなくて、何も知らずに気軽に起 業するのは危険だと警告した上で、それでも頑張って起業をめざしている人たち を応援したくて、この本をつくったそうです。 知らないことほど、怖いものはありません。 著書では起業で失敗する13のワナを、実例をもとに分析しています。 ぜひ、起業後の自分をシュミレーションしてみて、本気になれたら行動にうつし てみましょう。
(2006年5月20日)
-
おすすめ度
-
商品内容
| 要旨 |
脱サラやリストラで起業した人は、年間約18万人。1年以内の起業を目指して準備中が約60〜70万人、起業希望者は約130万人もいるという。これを後押しするように、小泉首相は資本金1円の「1円起業」や大学発ベンチャーの育成、中高年・女性向け起業融資、創業セミナーなどを打ち出し、「3年間で起業を年間36万件」のペースに引き上げるなどと宣言したが、その実態はどうなのだろうか?著者が推計したところでは、実際に起業で成功できたのは、1500人に1人であった。つまり、ほとんどが失敗している。そのわけは、この起業ブームにバカが踊らされているだけだからだ。起業現場を徹底して取材し、起業家が必ずはまるワナ、失敗する条件を探り続けた。本書は、その総まとめである。 |
|---|---|
| 目次 |
第1章 みんなこうして失敗した |
| 出版社 商品紹介 |
著者の推計では起業成功者は7千人に1人。起業で失敗する13のワナを実例に即して大分析する。 |


