• 本

老人駆除 誰も語らない「少子高齢社会」の本質

Kobunsha Paperbacks 075

出版社名 光文社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-334-93375-3
4-334-93375-0
税込価格 1,047円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

2005年10月、日本の高齢化率は、ついに20%を超えた。なんと5人に1人が65歳以上という高齢社会aged societyの到来である。このため、老人医療費は年間12兆円にまで増大し、高齢者関係の給付金も、社会福祉費用全体の7割を占めるまでになった。年金も同様で、制度そのものが揺らいでいる。そして、その一方で少子化depopulationはどんどん進行している。では、どうすればいいのか?それは、これまでの発想を大転換し、制度を大胆に変えていくことだ。老人たちを一律に弱者として扱っていては、この社会は崩壊してしまう。すでに、若者たちの老人に対する戦争は始まっている。年金不払い、少子化はその兆候である。本書はよりよい少子高齢社会を迎えるための提言である。

目次

第1章 世代間戦争が始まった
第2章 老人は弱者ではない―3つの真実・3つの誤解
第3章 年金一揆が起きる
第4章 金持ち老人・貧乏老人
第5章 少子化は若者の反乱―ウメネーゼからウマネーゼ
第6章 老人支配国家の終焉―6つの処方箋
Epilogue 超高齢社会をめぐる対話

出版社
商品紹介

「いつまでも死なない」老人たちが、いまやこの国を食い潰しつつある。多数派になった老人たちが黙って老人駆除に従うだろうか。

著者紹介

竹本 善次 (タケモト ゼンジ)  
1957年熊本県生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科修了。民社党政策審議会部長、参議院議員政策秘書を経て、福祉・社会保障総合研究所代表、NPO法人・公共政策総合研究所常務理事、松蔭大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)