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盾(シールド)

出版社名 幻冬舎
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-344-01144-1
4-344-01144-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 149P 27cm

商品内容

要旨

仲良しだったコジマとキジマ、愛犬と共に野原を駆けめぐった少年の日々。やがて二人は別の道を歩むようになるが、決して忘れない言葉があった。幼いころ、森に住む老人に聞いた「盾、シールドが必要だ」という謎の言葉が意味するものとは―。自分で自分を守るしかないのか、それとも…?不安と希望をあわせ持つすべての人に贈る、心温まる物語。

おすすめコメント

あなたは、やわらくて傷つきやすい心を守る「盾(シールド)」を持っていますか?犬を愛する2人の少年・コジマとキジマ。いつも一緒にいた2人だったが、別々の学校、職業を選んで大人になり、それぞれの道を行く。しかし2人には、迷い悩んだ時に必ず思い返す言葉があった。それは、少年時代に出会った1人の老人が残した「盾・シールドが必要だ」という言葉だった――。今日のルールが、明日も通じるとは限らない。そんな“今”だからこそ読みたい、すべての日本人に贈る物語!

著者紹介

村上 龍 (ムラカミ リュウ)  
1952年長崎県生まれ。76年に「限りなく透明に近いブルー」で第75回芥川賞を受賞。「好き」を切り口に職業を紹介した『13歳のハローワーク』、近未来の日本に訪れる危機を描いた『半島を出よ』など、現代社会を見つめ、新しい価値観を提示する話題作を発表し続けている。また、99年から金融経済を中心に扱ったメールマガジン「Japan Mail Media」の編集長を務めるなど、文学という枠を超えた活動を行っている
はまの ゆか (ハマノ ユカ)  
1979年大阪府生まれ。大学在学中の99年に『あの金で何が買えたか』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)